ホーム » ブログ » 神威岬と女人禁制門です。【積丹半・島神威岬】

神威岬と女人禁制門です。【積丹半・島神威岬】

神威岬と女人禁制門です。【積丹半・島神威岬】

積丹半島神威岬と女人禁制門です。【積丹半島・神威岬】

昨日は、小樽を出発して、余市町と積丹町を観光しましたが、あいにくず~っと雨でしたが、小樽観光タクシー晴れ男、頭✨高橋に、奇跡が起こりました。

積丹町余別でランチを終えて、積丹神威岬に向かうと、何と晴れました。😃✌🚖🚕🚖🙌

積丹神威岬から積丹ブルーの海が見えました。

お客さんも大喜びです。😄👍積丹ブルーの海も大変綺麗です。

神威岬自然公園

積丹町国道229号全面開通を切っ掛けに、神威岬周辺を一大リゾートにしようと、神威岬自然公園事業を平成元年より着手しました。

岬の眺望を楽しんでいただくための展望台をメインに、駐車場・レストハウス・いこいの広場・散策路・水洗トイレなどを公園内に整備すと言うものです。

まず、国道から公園に通じるアクセス道路(延長1.2㎞)を手掛け、敷地内に広い駐車場を設けました。

神威岬周辺に遊歩道と展望台を作り、岬の突端に立つ灯台までは探勝路を整備し、ゆっくり歩いて片道徒歩40分位で行く事ができます。

神威岬周辺の神秘的な雰囲気と自然環境との調和を考慮して、全体をレトロ調に仕上げており、探勝・散策路の柵は木材を使用し、爽やかトイレは「鰊番屋風」な外観で建てられております。

平成7年5月には、公園整備事業最後のレストハウス「ペニンシュラ」が約2億8000万円で建設されオープンしました。

鉄筋コンクリート造り一部二階建て540㎡の規模で、海鮮料理を主とするレストラン、地元の産物の展示・即売コーナー、観光案内所が設けられ、観光客の便宜を図っております。

札幌市内から約80㎞の距離にある神威岬は昭和30年代に一度迎えた観光ブームの再来を願い、幻の国道と呼ばれていた不通区間が平成8年11月1日に開通したことから、格好なドライブコースとして、また、本州からの観光客にも大いに注目される観光地として飛躍の時代を迎えた様です。

北海道の「西の知床」と言われて久しく、しかし、幻の国道ゆえに道内有数の景勝地も日の目を見る迄、長い年月を要しましたが、国道全線開通の効果は少しづつ現実のものとなっております。

積丹女人禁制門がみえております。

積丹神威岬の婦女通行の禁、積丹神威岬付近は、天気の良い日でも波の高い事が多く、昔は、少し荒れだすと、小さな船ではなかなか通ることが出来なかった難所で、蝦夷三険岬(茂津多・神威・雄冬)の1つに数えられていたところです。

ところで、松前藩時代には、この岬から北へは、女性が行くことを認めておりませんでした。

それは松前藩ではこの積丹神威岬から北は、和人の定住を禁じていて、そこに女性が入ると言う事は、定住を意味したからでした。

和人が、交通の不便な奥地に、どんどん入るようになっては、藩の力で、とても取り締まる事が出来なくなるからです。

したがって、奥地に入るのは、ニシン漁に行く男だけに限られていて、恋し人との別れを惜しむ、妻や恋人の思いが、「恨みますぞえ、お神威さまは、なぜに女の足止める」「忍路高島およびもないが、せめて歌棄磯谷まで」と、追分節にもうたわれています。

この女人禁制の掟が解かれたのは、安政3年(1856)、蝦夷地を幕府が直接おさめるようになった翌年の事です。

宗谷へ赴任するお役人、梨本弥五郎が、初めて妻子をつれて、この岬を通過しております。

Language