北海道小樽朝里ダム「紅葉」です。【札幌小樽Sightseeing TAXI】
北海道札幌小樽Sightseeing TAXI・ジャンボタクシー 小樽朝里ダム「紅葉」です。
朝里ダム、朝里川をせき止めてつくられた重力式コンクリートダムで、洪水調節や水道水などを目的としてつくられました。
高さ74㍍、長さ390㍍です。ダムによって誕生した人造湖、オタルナイ湖です。
面積43㌶、880万立法㍍の水を貯えることが出来ます。
なおオタルナイとは、小樽市の地名の由来となったアイヌ語ですが、その意味は、「砂の路の川」「砂浜の中の川」などといろいろ有るようで、はっきりしておりません。
大きく弧を描く道路は、「空に架ける輪」という意味でしょうか、スカイループと呼んでいます。
これも、朝里ダム建設によって生まれた道路ですが、雪も多く、寒さの厳しい北海道では、もちろん初めてのケースです。およそ1㎞あまり、円を描きながら、標高差55㍍を上下しています。
北海道の四季
冬の長い北海道は本州にくらべると季節の移り変わりが早く、四季それぞれに趣きを変えて、訪れる人々の旅情をさそっております。
(春)
3月から4月にかけて、雪解け水を集めた川は水かさを増し、野では長い間眠っていた黒い土が顔を出し、フキノトウやフクジュソウが春の訪れを告げます。
街ではまだ雪が残っているうちに、人々は軽やかなよそおいに変え、ほおをなでる春風の完食を楽しみます。
(夏)
美しきもの 皆もろし 鈴蘭の
とく しおかおるが 美しきかな (有島武郎)
5月には桜、スズラン、ライラックなど、北国の花の季節です。
そして夏は青く澄んだ空気に満ちあふれ、緑一色の野山、紺碧の海、原生花園の美しさ、このみずみずしい季節を心から楽しもうと、いたるところでお祭りがくりひろげられます。
港まつり、湖水まつり、火まつり、温泉まつりなど、北海道ならではのロマンの祭典が旅人に忘れがたい思い出を刻むのです。
(秋)
しんとして 幅広き街の 秋の夜の
とうもろこしの 焼くるにほひよ (石川啄木)
8月を過ぎますと、秋が足早にやってまいります。
北国の秋の風物詩は、街角に漂うトウキビのにおい、目に染みるような青い空にすっくと立つポプラの葉ずれの音、そして山の頂から急ぎ足で降りてくる紅葉の燃えるような赤から始まります。
この頃の北海道は山の幸、海の幸の味覚でいっぱい、リンゴ、ジャガイモ、シシャモ、アキアジ、タラバガニ、これらの珍味に舌づつみをうちながら、長い夜のひとときを過ごします。
(冬)
寒い朝、遠くの山々を見ると頂が白く、「ああ冬だなぁ」と心が引き締まります。
雪が降り、そして消え、また降りしきり根雪になります。
根雪が消えるまでの長い冬の間、北国の人々は雪の中で楽しむことを忘れません。
老いも若きもスキーに、スケートにウインタースポーツの花を咲かせます。
今では国際的に有名になった「さっぽろ雪まつり」をはじめとして、道内各地で冬まつり、流氷まつり行われます。