札幌『創成川』です。【札幌チャーターTAXI】
札幌『創成川』です。【北海道TAXIトラベル(株)】
札幌創成川
碁盤の目に区画されている札幌は、この札幌創成川を境にして東と西に分けられています。
慶応2年、大友亀太郎と言う人が、農業用水路として掘ったのが始まりで、昔は「大友掘り」と呼ばれていました。豊平川から分かれて、石狩湾に近い茨戸まで12㎞続いていて、当時は、物資を運ぶ重要なルートでした。
札幌の並木
札幌市内の街路樹は、「緑の街」にふさわしく10万本をはるかに超え、その種類も50種にのぼっています。
植えられている木は、赤い実をつけるナナカマドがトップで、次いでアカシア・銀杏・プラタナスとなっており、そのはかにも、シダレヤナギ・リンゴ・クワと多彩です。
石川啄木と札幌の街並み
「札幌は大いなる田舎町なり
しめやかなる恋のありそうなる郷なり・・・」
と石川啄木が歌ったのは明治40年ころ、今では、高いビルが建ち並び、車や人の波の絶えることがありません。
このように姿を変えた札幌ですが、マチのいたるところに見られる並木は、むかしと変わることなく青々と続き、「詩の都」の情緒を漂わせています。
石川啄木は札幌の印象を、『一生に一度は必ず来て見る所、あたりの風物も何となく外国風で、内地ばなれがしており、住んでいる人、皆、日本人であることが面白い』と、東京の知人へ手紙を書き送っています。
それもそのはず、明治の初め、アメリカの最新技術をとり入れて、原始林を切り開いてつくったのがこの札幌・・・・・マチに漂う異国情緒も、なるほどとうなづけるものがあるかと思います。