北海道『小樽オタモイ海岸』です。【小樽個人Sightseeing TAXI】
『小樽オタモイ海岸』です。【北海道小樽Sightseeing TAXI個人ジャンボTAXI】
小樽市オタモイ海岸です。
小樽市オタモイに有る、小樽オタモイ海岸へ久しぶりに行って来ました。
今はオタモイ海岸の海岸までは、ゲートがあって、降りる事は出来ません。
落石注意の看板が掛かってました。
赤い門が見えていますが、この先に、オタモイ遊園地、龍宮閣があった所です。
秘境オタモイ
秘境、霊強、明光の地、絶景のオタモイ海岸です。
これらはすべて、北海道の秘境のひとつと古くからうたわれたオタモイ海岸の絵はがきのタイトルです。
昭和の初め、オタモイ海岸は道内屈指の景勝地といわれておりました。
日本海の荒波に削られた奇岩の数々、人を寄せ付けまいと連なる絶壁。
長く厳しい北国の風雪によって作り上げられた自然の芸術は、訪れる人たちを魅了します。
昭和8年(1933年)春から工事が始まり昭和9年(1934年)夏に完成しました。
景勝地オタモイに新名所が生まれました。
市内の寿司店経営者が莫大な資金を投入し、建設した料亭「龍宮閣」です。
建設地が鋭い断崖絶壁に位置しているため、資材の陸路搬入ができず、海から運び揚げた話は有名です。
完成した「龍宮閣」は、京都・清水寺の舞台と比べられるほどの見事なもので、ここから見る夕陽は日本一の美しさといわれました。
眼下の海のながめも涼味を誘い、特に夏は人気がありました。
昭和10年代の最盛期には弁天閣、唐門、遊園地なども完成し、北海道の一大観光地にのし上がりました。
しかし昭和27年(1952年)5月9日に出火し、15mの海風にあおられ5時30分に焼失してしまいました。
以降、人の足は遠のき、代わって登場した秘境知床、大雪にその座を奪われました。
ですが、その自然の美しさは損なわれることなく、現在はむしろ往時の姿に戻り、一段と秘境感を強めております。
昔は、良く家族でオタモイ海岸へ海水浴に行ったものですが、今は落石の危険が有る為に遊泳禁止になっています。
オタモイ海岸
200mもの高さの断崖絶壁が続き、窓岩・立岩・つるかけ岩・こうもり穴などの奇岩怪石がそそり立つ景勝地です。
また、オタモイ海岸には、「子育て地蔵」と呼ばれる、オタモイ地蔵尊が祀られております。
積丹半島の神威岬で沈没した、船乗りの霊をなぐさめるために祀ったのが始まりといわれていますが、いつのころからか、伝説が生まれました。
蝦夷が春めいてきた4月のある日のこと、その日は、明け方から急に天気がかわって、夕方には大時化になり、一晩中荒れ狂っていました。
翌朝、大波もすっかりおさまり、また、もとの静けさに戻ったとき、浜辺に美しい女性の溺死体が上がっているのを、1人の漁師が発見しました。
見ると、子供を身ごもっているようす、あわれに思った漁師がみんなと相談して、近くの丘に葬り、野花などを手向けて、その霊をなぐさめました。
そして翌年、話を聞いた漁場の親方が、この女性の冥福を祈るために作ったのが、このオタモイ地蔵尊だと伝えられています。
子供の欲しい人、母乳の少ない人には、大変ご利益があるといわれ、今も、お詣りする人の姿が見られます。
オタモイ海岸は、200㍍もの断崖絶壁が続き、窓岩・立岩・つるかけ岩・こうもり穴などの奇岩怪石がそそり立つ景勝地です。😃✌🚕🚕🚕
小樽の気象と四季
小樽市は、北海道西海岸のほぼ中央に位置し、海・山・坂など変化に富み、三方を山に囲まれた自然豊かな天然の良港を有する個性的なまちです。
気候は、北海道の中では寒暖の差が小さい海洋性気候で、住みやすく、春はハイキング、夏は海水浴、秋は紅葉、冬はスキーと四季を通じて楽しめ、また札幌・ニセコ・積丹にも近く、自然環境に恵まれたまちです。
小樽の気候の特徴
小樽は海に面しているので気温の差は小さく、冬は内陸に比べて気温が高くなっています。
年平均気温は9度前後、年間降水量は1200mm~1400mmです。
しかし冬は北西の風が吹いたり、石狩湾小低気圧が発生すると、近隣町村に比べ大雪や吹雪になったりすることもあります。
積雪も2月には1mを越える年もあります。
台風の影響は比較的少ない地域です。
夏の台風シーズンでは日本海を北上する台風がまれに沿岸に上陸することがありますが、小樽付近ではその勢力がかなり弱まって来ることが多いです。
しかし平成16年(2004年)には大型の台風が後志地方を直撃し近隣の農家や建物に大きな被害がでました。
小樽は冬の大雪を除けば地震も少なく、全般的におだやかな自然環境の地域といえます。
〈春〉4月~6月
4月上旬は雪解けで足元が悪い状態ですが、4月後半からは春本番を迎え花が一斉に咲きはじめます。
本州では花の咲く順番がある程度決まっていますが、北海道ではこの時期に梅も桜も同時に咲くことは珍しいことではありません。
さらにチューリップやスイセンなど花々も次々と咲きます。
本州では見られない光景のひとつがこの時期です。
〈夏〉7月~8月
6月下旬から7月上旬に小樽では海開きが行われ、短い海水浴シーズンの到来です。
年間の最高気温もこの頃、30度を超える日があります。
海水浴はお盆の8月15日位までが一般的です。
本州は学校の夏休みが8月末までですが、北海道は夏休みが短いことと、お盆を過ぎると急に涼しくなったり、波が出たりすることで海水浴シーズンが短いのです。
〈秋〉9月~10月
9月になると朝晩は涼しくなります。
しかし近年は温暖化の現象か暑い日が続く年もあります。
10月中旬になると紅葉がはじまります。
市内では朝里峠や毛無山の紅葉が絶景ですが、小樽公園やなえぼ公園も見事です。
近郊ではニセコや積丹方面も美しい紅葉で有名です。
また10月下旬には初雪の季節となります。毛無山や天狗山の頂上が白くなると、いよいよ冬の到来です。
〈冬〉11月~3月
例年、11月の下旬から12月上旬には根雪となります。
年内は比較的積雪は少なめですが1月、2月はドカ雪となり、吹雪の日も多くなります。小樽は古い建物が多い為、雪の重みから建物を守るため、屋根の雪降ろしを行います。
天気の良い日曜日などは、あちこちで一斉に屋根の雪降ろしが行われます。
冬の風物詩のひとつです。
3月、彼岸の頃から雪解けがはじまります。