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余市町・ローソク岩です。【積丹半島観光貸切チャータータクシー】
余市町・ローソク岩です。【北海道TAXIトラベル(株)】
積丹半島ローソク岩
高さ約40㍍観音様の立ち姿に似ていますので、観音岩とも呼ばれています。ローソク岩の名前は岩の先端に太陽が重なるとちょうどローソクに火をともしたように見える所からローソク岩と名付けられたそうです。
ローソク岩について、アイヌの人達の伝説が残されております。昔々、大陸に住んでいた神様が、積丹半島をもぎとって、自分達の領土にしようとスキをうかがっていました。
ある時、この神様は、物凄い大暴風と大津波を巻き起こし、そのドサクサにまぎれて、積丹半島を引きちぎろうとしました。これを知った北海道の神様達は、半島を渡してなるものかと、嵐の中、太い縄で積丹半島をしばり、その端をローソク岩の根元に、しっかりと結びつけました。この為、大陸の神様も、積丹半島を盗むことができなかったと言われております。
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ローソク岩
そそり立つ岩は「ローソク岩」です。高さ約40mあり、その形から観音岩、剣岩とも呼ばれ、アイヌの人々は「カムイエカシ」と呼んで男神と呼び、信仰の対象としていた時代もあったそうです。
この岩を学術的に申しますと「水中火山砕せつ岩」で、水中に噴出した溶岩が急に冷やされたり、発泡によって破砕し、色々な大きさの岩塊、ガラス質片の集合体として堆積したもので、これを「ハイアロクラスタイト」と申します。
ハイアロクラスタイトは溶岩の粘りけや海底噴火の深さの違い、また、移動して堆積するまでの条件によって様々な形体を示すと言われています。
ローソク岩は輝石安山岩質のハイアロクラスタイトなのです。