余市川温泉宇宙の湯です。【余市町】
2019年04月27日
余市川温泉宇宙の湯です。【北海道TAXIトラベル(株)】
ニュートンの林檎の木
ここ余市町にニュートンのリンゴの木があります。
全道でも珍しく限られた所にしか有りません。
その一本の木がこの余市町に有るのです。(現在は接ぎ木し、育てたものが有りますので一本とは限りません。)
平成4年の春、この町の黒川小学校で空知管内の深川市から接ぎ木した苗を譲り受け、学校の校庭に植えたもので、以来児童達が一生懸命面倒を見ております。
黒川小学校は宇宙飛行士・毛利衛さんの出身校で、この年の9月12日に宇宙へ旅立ち世界のヒーローとなりました。
飛行中の実験の一つに無重力の中でリンゴを扱うシーンが有りましたが、そのリンゴは故郷・余市産で、それと共に母校・黒川小学校の後輩達と宇宙教室を開き、全国の電波で実況中継されました。
そもそも今から約280年ほど前、イギリスの物理学者・ニュートン(1643年~1727年)はリンゴの木から実が落ちるのを見て「万有引力の法則」を発見したお話は余りにも有名ですが、偶然、このリンゴの木をイギリスの国立物理研究所で、接ぎ木を重ね大事に保存していたのです。
昭和40年頃、東大の名誉教授・柴田雄次氏が苗木を譲り受け、東大の物理学部付属植物園に移植しました。
深川市はリンゴを手掛けてから90年を迎えた事を記念してリンゴ作りのシンボルにしたいと言う思いで、昭和57年北大農学部を通じて同植物園から苗木を譲って貰い、リンゴ園を経営している深川市音江の小森正規さんに依頼して、小森果樹園に植えたという経過を辿ったのが「ニュートンのリンゴの木」なのです。
ところがこの話を耳にした黒川小学校では、毛利衛さんの宇宙飛行という歴史に残る体験を通して、子供達に、リンゴ発祥の地・余市に対する郷土愛と科学への興味を育てようと考え、この年の2月深川市に依頼したところ快諾され、10本の枝と5月には約3mに成長していた苗木をプレゼントしてくれたのです。
苗木は学校の正門のすぐ横の庭園に移植され、10本の枝は町内の果樹園・吉田初美さんがハックナイン等の台木に接ぎ木して育て、その内の5本が校庭に移植されたという事です。
苗木で植えた木はその年の秋に10個程の実を付け、宇宙の旅から戻った毛利衛さんが同年10月に帰郷した折り、この内1個がプレゼントされたと逸話が残されております。
ニュートンの万有引力の発見から280年の後、その法則がリンゴを通して確かに証明された宇宙からの映像は、科学を平和利用している素晴らしさではないでしょうか。
屋上に大きなスペースシャトルが、宇宙に向かって飛んでいる建物が、宇宙飛行士 毛利衛氏の生まれた温泉、余市川温泉宇宙の湯です。
泉質:ナトリウム塩化物・炭酸水素塩泉
泉温:41度
PH:7.3
「美人の湯」の基で有る、メタケイサンが通常の倍以上含まれています。
は~い それでは温泉♨タイムで~す。
ババン♪バ♪バンバン♪バン♪アー♪ビバノンノン♪♪♪♨♨♨
美肌の湯で100%源泉です。
温泉♨を堪能した後は、2階に有る、レストランで昼食を頂きま~す。
ハンドルキーパーがいるので、ビール🍺🍻飲みま~す。
やはり風呂上りは🍺🍻です。
は~い 宇宙飛行士毛利衛氏の生まれた温泉、美肌の湯余市川温泉宇宙の湯でした。
♨♨♨
毛利衛さん
毛利衛さんと言えば、2度にわたって宇宙へ飛び立っています。
最初は平成4年(1992年)、続いて平成12年(2000年)でした。最初の飛行の時と2度目の時では立場が異なっていました。
最初は搭乗科学技術者(PS)でした。2度目は搭乗運用技術者(MS)としてで、米航空宇宙局(NASA)の宇宙飛行士資格を取得した上での飛行だったのです。
スペースシャトルは、それから5年後の2005年7月、再び日本人の野口飛行士を乗せて宇宙へと旅立ちました。