ニセコ積丹小樽海岸国定公園『小樽海岸自然探勝路』ウオーキングしました。
ニセコ積丹小樽海岸国定公園『小樽海岸自然探勝路』ウオーキングしました。
【北海道TAXIトラベル(株)】
ニセコ積丹小樽海岸国定公園、小樽海岸自然探勝路、赤岩オタモイ線歩道ウォーキングして来ました。小樽海岸自然探勝路からの風景写真です。
ニセコ・積丹・小樽海岸国定公園
この小樽から積丹半島にかけての海岸線と、スキーで有名なニセコの山岳地帯は、昭和38年に国定公園の指定をうけています。
小樽から積丹半島にかけての海岸線は、断崖絶壁の続く男性的な景勝地で、その昔、ニシンの千石場所として栄えたところです。
今もニシン御殿など、その面影をしのぶことができ、先住民族の、謎を秘めたストーンサークルや、古代文字が点在しています。
またニセコ連峰は、1309mのニセコアンヌプリを中心に、1000m級の山々がつらなっております。
夏は、いたるところに咲き乱れる高山植物や、大沼・神仙沼などの湖沼が静かなたたずまいを見せ、冬は、スキーのメッカとして、道内外から大勢の人達が訪れるところです。
北海道の代表的な観光港町小樽
明治、大正、昭和の初めまで北海道の商業の中心都市として、栄華を誇っておりました小樽の街は今、当時のアンティークな建物を再利用した観光の街として、日々観光客で賑わっております。
今から30数年前、港小樽を代表する「運河埋め立て問題」が起こり、埋め立てか?保存か?両論が真向から対立し、
小樽市議会で大きく取り上げられ、しかし中々結論はでませんでした。
そこに結成されたのが小樽運河保存会で、会の人々は入り船出船で大いに沸き立った小樽の歴史を埋もれさせてはならない、小樽っ子の思い出の運河を何としても残そういう必死の守りを続けた事が、多くの賛同者や理解者を得ることができ、今日に至ったのです。
もし、あの時、そのまま車道にするため埋め立てていたら?今日の小樽の観光はあったでしょうか。
30数年の歳月は最良の結論を生み出しました。
運河の幅は40m、その半分を埋め立てて、残り半分を運河のままに残そうという事でした。
運河南側は昭和61年3月に散策路が設けられ、北側も当初の一部埋め立てを全面的に中止し、そのまま残すこととなり、平成2年1月南側に次いで散策路が設けられ、ガス灯が運河を照らしております。
小樽市は運河沿いの石倉庫群と合わせ、かつてウォール街といわれた旧日銀小樽支店等のある所を景観地区に指定し、民間企業の様々な事業努力が古いたたずまいの建物を利用して、現在のニーズにあった事業展開をすすめ、ここ数年の観光ブームとあいまって小樽への観光客は年間約700万人までになっております。
観光で今流行しているウォーターフロント「水際」、小樽は正にウォーターフロントそのもので、大都市札幌からわずか1時間の所に位置し、地の利の良さも手伝って「観光北海道」のブームもここまでかと思われている中、魅力あるアンティークな街並みは、訪れる者に安らぎと古き良き時代を偲ぶことの出来る懐かしさを与えてくらるところとして、多くの観光客が訪れております。