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『リフレッシュプラザ998』です。【積丹半島観光タクシー】

『リフレッシュプラザ998』です。【積丹半島観光タクシー】

北海道観光個人TAXI 積丹半島『神恵内村リフレッシュプラザ998』観光案内です。

積丹半島・神恵内村に有る、温泉リフレッシュプラザ998に、行って来ました。

待ちに待った「温泉998」オープンは温泉が噴出してから一年後の平成4年4月でした。(平成3年8月にプレハブで仮オープン)

総事業費約二億八千万円で、施設は鉄筋コンクリート平屋建て、男女別の大きな浴場と、サウナや打たせ湯、ジェット噴射のジャグジー風呂など6種類のお風呂が楽しめます。

平成5年11月には露天風呂も新たにオープンしました。館内には浴場を始め、休憩用の和・洋室を設けており、日帰りのお客様が対象です。

泉質はナトリウム・塩化物強塩泉で温度は59.4度、噴出量は毎分230ℓ、塩分は1kgの中に43gも含まれており、海水の塩分は36gですからその濃度は海水の約1.3倍にあたります。

この様に日本はもとより、世界でも類を見ない塩分濃度の高い温泉で、お肌はスベスベ(重曹を多く含んでいる為)、身体の芯から暖まり保温効果あり冷え性には打って付け、炭酸ガスが大変多いことから動脈硬化を和らげ、肩こりをほぐし、神経痛、筋肉痛、関節痛、慢性皮膚病、五十肩に効能があり、その上身体に活力を与えてくれるというのです。

中でも評判なのが現代人に多いアトピー性皮膚炎にバツグンに効くと言う事から、日本各地からこの温泉を頼って訪れる人が多いそうです。

平成8年2月には二階建ての「湯の花加工センター」が完成し、1階部分に皮膚炎や身体の不自由な方が、人目を気にしないで入れる個室の浴室も合わせて設置されました。

芝桜が綺麗でした。✌

「しょっぱさは国際級」で、欧州の強食塩泉と呼ばれている基準の3倍近くも濃い温泉と言われ、温泉国、日本にも無い温泉ですから、「温泉好きで物好きであれば一度は試してみたい、わざわざでも訪れてみたい」と言うのが人情で、村の人より村外のお客様が9割とのことです。

すでに平成9年1月で52万人を突破したそうで、当初、1年に1万5千人を見込んでいた村役場も、予想を遙かに超える入場者にびっくり仰天、嬉しい悲鳴を上げております。

ところでこの温泉の名称に998の番号が付いておりますが、此れも又、仏のお導きか、神の為せる技か、道道998号線沿いの村有地の地下998m所から温泉が出たというのですから「まか不思議」なのです。その上、温泉の薬効99.8%とお墨付きを頂戴したのですから、何も言う事はありません。

古平町から積丹半島を横断して神恵内に行く道道998号線沿いに有る為、リフレッシュプラザ温泉998と命名されました。

この温泉の魅力は、海水の1.3倍という塩分濃度が特徴で、炭酸ガスも多く含まれている為、身体の芯まで温まり、お肌もツルツルになる温泉です。

入浴料金

大人(高校生以上)¥500 中人(中学生)¥400 小人(4歳以上小学生まで)¥200   「要確認」

泉質

ナトリウムー塩化物強塩泉 (弱アルカリ性高張性高温泉)(旧泉名:強食塩泉)

泉温

60.7度

PH 7.7(弱アルカリ性)

湧出量

ボーリングによる自噴、毎分148ℓ

そもそもこの温泉を掘るきっかけは、と申しますと当時、ふるさと創生資金を利用して温泉を掘ると言うのが全高的なブームでもありました。

この神恵内村でも御多分に漏れず、その資金で温泉を掘り当て「村起こし」に役立つ滞在型の温泉穂世施設を計画したのです。

平成2年8月、まず、ボーリングをして温泉を掘り当てなければ・・・の思い出した。はやる気持ちを押さえつつ、少しづつボーリングの進む中、積丹半島は温泉が出るのが少ないという不安材料もあり、その上、他の所で3本掘ったが出たのは1本、それも湯量が少ない。堀削費は1m掘る度に万単位のお金が出て行くという話も耳にしました。関係する役場の方々は「続けるか、止めるか・・・それが問題だ」とハムレットの心境で悩む毎日だった様です。

しかしボーリングが始まって半年の平成3年2月、「もう少し掘って見よう」と村長始め、関係者の同意でボーリングを続けたその日の夜、地下998mに達したとき、熱いものが地下から湧きあがってきたのです。この知らせを受けた村の関係者の思いは・・・?きっと身体の中に、熱い物が沸き上がって来たことでしょう。

2月の凍てつく夜、再び、現場に集まった関係者の方々は、「バンザーイ、バンザーイ」とその夜出ていた三日月に向かって万歳三唱したそうですが、余りの嬉しさに記念撮影を撮ることも忘れていたとか。

噴出した温泉を早速、道立衛生研究所で泉質の分析をしてもらった処、何と世にも珍しい海水の塩分より高い濃度の温泉で、炭酸ガスも豊富に含まれている事が分かり、喜びは倍になりました。

こうして「温泉998」が誕生したのです。

これで「めでたし、めでたし」と思いきや、温泉の話はまだまだ続きます。此れもまた村おこしの大きな役目を果たす事になりました。

間もなくこの温泉に大きな悩みと称するものが出来ました。なにせ海水よりも1.3倍の塩分濃度ですから、大量の湯の華(スケール)が出るのです。お湯のパイプは3カ月で詰まる、浴槽もアッと言う間に湯の華が付着し、毎朝2~3時間掛けて掃除をしなければなりません。こすっただけで取れず削り落とすという大変な手間が掛かります。推定で年間50トンの湯の華が発生するというのですからこれまた、大変です。

そこで考えたのが入浴剤の開発、土産品の開発、塩の製造(今後の課題)でした。

すでに試作の段階は終えて、この温泉の土産品として「温泉998湯の花」やシリコン型枠に付着させる方法で作った「壁掛け用のレリーフ」、「湯の花地蔵」など、温泉を訪れるお客様になかなかの人気です。現在は湯の花加工センターの中で「湯の花グッズ」の加工が行われています。

わずか1400人そこそこの村に突如として世界に類をみない温泉の湧出は、「いかなる金銀にも勝る貴重な村の宝物」、今後もより良く育み、より良く利用して行く構えで力を注いでおります。

PH7.7でお肌もツルツル、身体の芯までポカポカ温まる温泉でした。(^_^)v

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