札幌市「雪」です。【北海道TAXIトラベル(株)】
札幌市「雪」です。【北海道TAXIトラベル(株)】
明治のはじめ、それまでの、蝦夷地という呼び名を、北海道に改めたころの札幌は、昼なお暗い、うっそうたる原始林で、クマやオオカミ、シカなどのすむ、未開の大地でした。
それから数えて100有余年、今では大都市に発展し、北海道の政治・経済・文化の中心として繁栄を続けています。人口はおよそ190万人、北海道全体の3割を占め、東京・横浜・大阪・名古屋に次いで5大都市の仲間入りをしています。
日曜日の札幌の朝は、道路もガラガラです。😃✌
札幌駅周辺
JR「札幌駅」南口周辺は、一大複合商業地域を形成しています。
JR各線や地下鉄、バス、タクシーの要所であることから利便性もよく、大丸札幌店をはじめJRタワーの「札幌ステラプレイス」「アピア」「パセオ」「エスタ」の各ショッピングゾーンが連絡され、大通地区に並ぶショッピングゾーンとなっています。
JRタワー最上階にある「展望室T38(タワー・スリーエイト)」からは市内を一望でき、エスタにある「札幌ら~めん共和国」は道内を中心とした人気店のラーメンを食べ比べできることから観光客も多く訪れます。
また、家電量販店が集積し、札幌市民はもちろんのこと海外観光客も日本の優れた家電製品を買い求める人気のスポットになっています。
2011年(平成23年)にはJR札幌駅と大通地区が札幌駅前通地下歩行空間でつながりました。
この地下歩行空間の工事とともに駅前通周辺ではビルの建て替えやリフォームが進んでおり、大通地区との回遊性の向上と都心の活性化が期待されています。
一方の「札幌駅」北口周辺は、北海道大学も至近で、札幌第一合同庁舎や札幌エルプラザなどのオフィスビルや予備校・学習塾、学生用マンションが立ち並んでいます。
札幌の四季
札幌の四季を簡単にご紹介します。
1年中で最も寒い1月中旬、雪まつりの雪像づくりが始まり、スキージャンプ大会も相次いで開催されます。
そして、2月5日~11日までは、いよいよおなじみの雪まつりです。
札幌の雪解けは3月の末、5月の始めにはモクレンにも似たコブシの花が咲き、続いてサクラ・ウメ・ツツジなどが一斉に咲き出します。カッコウが鳴くのもこの頃です。
薄紫と、白いライラックの花が、札幌を包むのは5下旬、6月には、アカシアの甘い香りが街中に漂います。
太陽がぎらぎらと照り付ける暑い夏を味わえるのは、7月上旬から8月中旬のわずかの間です。
週末には花火大会が行われ、大通公園に繰り広げられるビアガーデンなどは、短い夏を惜しむかのように、夜遅くまでグラスの音が響きます。
秋はリンゴにブドウ、そして、トウモロコシがおいしくなる季節です。
9月の声を聞くと、もう近郊の山々が色づきはじめ、10月下旬には、手稲山の頂に初雪がふり、そして、11月寒さが厳しさを増してきて、平地の街にも初雪が舞います。
豊平川の水も冷たくなって、サケが帰って来るころは、朝夕の冷え込みもグッと厳しさを増してきます。
やがて12月、冬将軍が、足早に近づいて、雪と氷の世界に包みこまれます。
外は冷たい風と真っ白い雪の覆われていても、家の中は暖房で温かいのも北海道の特徴です。
そして、スキーにスノーボード、スケート、雪まつりと、長い冬をエンジョイしながら春を待つのです。
道路の除雪も行き届き、スタッドレスタイヤのおかげで、雪の白さや青さが戻り、冬の暮らしがより過ごしやすくなりました。冬が長ければ長いほど、寒さが厳しければ厳しいほど、春への夢は大きく膨らみ、その喜びもまたひとしおです。