朝里川温泉おたる宏楽園「桜」です。【北海道小樽Sightseeing TAXI】
北海道小樽Sightseeing TAXI・ジャンボTAXI 朝里川温泉おたる宏楽園「桜」です。
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朝里川温泉『おたる宏楽園』
四季折々の散策が楽しめる日本庭園が有ります。
昭和初期より先々代が造りはじめた8千坪の庭園は樹齢百年を超える樹木に囲まれ、5月上旬には約200本の桜が咲き乱れる小樽の名所となっております。
5月下旬から6月にかけては藤棚たツツジと続き、夏には大手毬や紫陽花、丹精込めたバラなども楽しめます。
10月下旬は紅葉、冬の雪深い純白の景色にも心洗われます。
小樽運河から15分、新千歳空港から高速道路で、約1時間、札幌からも約30分という朝里川温泉郷の入り口に位置しており、北海道の自然豊かな広大な庭園に囲まれた温泉旅館です。
客室は34室、そのうち28室が露天風呂付のお部屋です。
管内は畳敷きで、和の雰囲気を十分に味わえます。
朝里川温泉
札幌市の奥座敷は定山渓温泉、小樽市の奥座敷は朝里川温泉で、その二つの温泉を結ぶ道が道道小樽定山渓線で御座います。
冬期間は時間により、夜間は通行止めとなっておりますが、ゴールデンウィークを境に全面開通致します。
ここ朝里川温泉は三方を緑濃い山に囲まれた出湯の里で、かつてアイヌの人々は「ユックミンタラ」(鹿の泉の踊り場の意味)と呼んでいたところです。
昭和28年の温泉ボーリングによって発見されました。
「朝里 湯の宿 梅もどき
赤き目にしむ 朝のひととき」
今は亡き湯川秀樹博士は、この地を訪れた時の思い出をこの様に表現しております。
小樽の中心部からは車で約20分程のところにあり、朝里川の流れの右岸に約10軒ほどのホテルや旅館、民宿などが建ち並びます。
夏はゴルフ、冬はスキー・スノーボードを楽しむ人達の人汗かいた後の憩いの地となり、海が近い事もあって海水浴帰りの家族連れでも賑わいます。夏冬通して多くのお客様が訪れる温泉です。
神経痛・リューマチ・腰痛・筋肉痛に効き目が有るそうです。
エゾヤマザクラ
北海道の桜の多くは、本州中部から北に自生する、エゾヤマザクラ(オオヤマザクラ)という種類です。
2月下旬ころ、日本の南端、沖縄を出発した桜前線が、北海道のこの辺りを通るのはゴールデンウィークころ、さらに、北の網走や根室では、5月中旬から下旬になってしまいます。
しかし、日をおって北上する桜前線を指折り数えて待つのも、北国に住む私達にとっては、楽しいものです。
桜はご承知の通り、日本の国の花「国花」でもありますし、むかしから歌に詠まれ、お酒の友として愛でられるなど、日本人にとって、切り離せない、一番身近な花ではないでしょうか。
庭木や街路樹として、その美しい姿を眺めることは勿論、花びらは、おめでたいときの桜茶に、葉はお餅をくるんで桜餅にいたします。
また、エゾヤマザクラの木は、家具・楽器・彫刻などの材料に適していて、皮もお盆、茶筒などの細工物に利用されます。
アイヌの人たちは、桜の木を「カリンパ・ニ」と呼んでいました。
これは「グルグル巻きつける木」という意味で、弓や矢を入れる筒、刀の鞘などに、桜の皮を巻いていたためです。
また、万が一、キノコの毒にあたった時には、桜の皮を煎じて飲んだということです。
この桜の木の皮は、アイヌ語で「カリンパ」といいます。
桜の木そのものが「カリンパ・ニ」というのですから、いかに、その皮が大切にされていたかおわかり頂けるかと思います。
小樽の桜の名所としても知られる、朝里川温泉『おたる宏楽園』は、ソメイヨシノやエゾヤマザクラ等を含めて約200本程の桜の木が有り、例年ゴールデンウィーク~5月中旬頃まで、花見を楽しめます。