定山源泉公園です。【定山渓温泉フリープランTAXI観光モデルコース】
北海道札幌市・定山渓温泉『定山源泉公園』です。
定山渓温泉に有る、定山源泉公園です。
さすが湯量の豊富な定山渓温泉ですね👍湯の滝や足湯が有ります。😃✌🚕
定山渓温泉の名は、明治2年、この温泉を開いた「美泉定山」というお坊さんの名前から付けられたものです。
定山和尚は岡山県の方で、若い頃から真言宗の修験者として諸国を巡り、当時は小樽の張碓に住んでいました。
定山和尚は、アイヌの人達から、山の向こうに、傷ついた獣が入る、お湯の川があることを聞き、ここをたずねて、温泉を見つけたのです。
初めは満足な道もなく、そまつな小屋だけの湯治場でしたが、開拓使によって、豊平川ぞいに道路がつけられますと、訪れる人も多くなり、浴室や宿泊所も建てられました。
定山和尚も湯守りを命じられ、扶持米、今でいう、お給料制で働いていましたが、いつの間にか行方不明になってしまったそうです。
その後定山和尚の消息は、ようとして知れず、最近(昭和62年)になって、明治10年11月に、小樽で亡くなっていたことが解りました。
しかし、なぜ定山渓から姿を消してしまったか、今もって謎につつまれたままです。
温泉の泉質は、食塩泉・硫黄泉・鉄鉱泉など、その種類も豊富です。
定山坊像
アイヌの案内で温泉を認め、定山渓に湯治場を設けた美泉定山は6尺(約1.8m)の大男だったといわれております。
それをしのぐ約2mの定山坊の像が、没後110年にあたる1986年(昭和61年)に建立されました。
定山は1871年(明治4年)開拓使の湯守りとなりましたが、1874年(明治7年)の廃止により温泉経営を中止しました。
その後、生活は困難を極めたため、札幌、石狩、小樽などを托鉢してまわっていました。
像は右手に杖、左手に獅子頭を持ち、その旅に出発しようとしている姿です。