ホテル鹿の湯さんへお客様を送迎しました。【定山渓温泉】
北海道札幌・定山渓温泉ホテル鹿の湯さんへお客様を送迎しました。
定山渓温泉ホテル鹿の湯さんへお客さを送迎しました。
札幌市南区定山渓に有る、1927年創業の定山渓温泉・ホテル鹿の湯さんに来ています。
定山渓温泉は、無意根山系の地下水が数十年の歳月を掛けて、地下2000㍍に有る、マグマで加熱され、豊平川の河川沿いに湧出したもので、日本有数の熱量と湧出量を誇ります。
鹿の湯館・大浴場真下の名湯「鹿の湯」をはじめ、3本の自家源泉をブレンドして、肌に優しいしっとりとした温泉です。
泉質 ナトリウム-塩化物泉
泉温 69.7℃
PH 6.9
定山渓温泉
定山渓温泉の名は、明治2年、この温泉を開いた「美泉定山」というお坊さんの名前から付けられたものです。
定山和尚は岡山県の方で、若い頃から真言宗の修験者として諸国を巡り、当時は小樽の張碓に住んでいました。
定山和尚は、アイヌの人達から、山の向こうに、傷ついた獣が入る、お湯の川がある事を聞き、ここをたずねて温泉を見つけたのです。初めは満足な道もなく、そまつな小屋だけの湯治場でしたが、開拓使によって、豊平川沿いに道路が付けられますと、尋ねる人も多くなり浴室や宿泊所も建てられました。
定山和尚も湯守りを命じられ、扶持米、今でいう、お給料制で働いていましたが、いつのまにか行方不明になってしまったそうです。そのご、定山和尚の消息は、ようとして知れず、最近(昭和62年)になって、明治10年11月に、小樽で亡くなっていたことが解りました。しかし、なぜ定山渓から姿を消してしまったのか、今もって謎につつまれたままです。
温泉の泉質は、食塩泉・硫黄泉・鉄鉱泉など、その種類も豊富です。