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幌見峠ラベンダー・余市・小樽です。

今日も北海道は暑かった☀😵💦

2015-07-12 18:24:48 | 日記

今日は幌見峠ラベンダー~北一ガラス~余市ニッカウイスキーです。😃✌

日本におけるラベンダーの歴史

1973年(昭和12年)、東京でジャスミンなどの香料を手掛けていた曽田政治さんが、主にフランスで作られた需要の多いラベンダーに注目し、日本での栽培を始めたのです。

種子はフランスから取り寄せたまではよかったのですが、なにせ初めて育てる植物ですからどうあつかったらよいのか、解りません。

そこで北海道大学、曽田香料の札幌農場、千葉、岡山、長野、北海道の各農業試験場で試験栽培をするという慎重さでした。

その結果、比較的涼しく雨の少ない北海道が最適である事から本格的に栽培する事となりました。

(南フランスは真冬でもマイナス3℃位までしか下がりませんので、日本の適地は関東以南かと思われていたところ、意外な結果で、中でも北海道大学が一番良い結果が出たといいます。)

そこで札幌が最適と、曽田さんは昭和15年、札幌南の沢の農場16.4haでラベンダーの栽培を始めました。

昭和16年には岩内郡発足村で46haの広大な土地で作付け、昭和17年に日本で初めてのラベンダーオイルの抽出に成功したという歴史を残しています。

戦中、戦後は食料増産によってほとんど転作しましたが、種子、品種保存の関係から、曽田さんの農場だけは、こっそり栽培を続けていました。

戦後、世の中が落ち着きを取り戻したことから、昭和23年、札幌南の沢の農場では再びらベンダー作りが始まったのです。

昭和22年、たまたま農業雑誌でラベンダーの記事を読んだ上富良野の上田美一さんは、ラベンダーに興味を持ち、これからの北海道の農業は時代の先端を行かなければと、札幌の香料会社からラベンダー6000株を入手して植えたところ、失敗しています。

しかし、上田美一さんはこれにもめげず、翌年の昭和23年、今度は8000株を植えたところ見事成功し、その後、曽田香料株式会社の委託栽培をするようになりました。

それが切っ掛けととなって富良野地方や後志地方にも、栽培地が広がっていったのです。

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