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穂別博物館『むかわ町』

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2016-08-09 11:38:48 | むかわ町

むかわ町・穂別に有る

穂別博物館です。

地質と化石をテーマにした自然史博物館です。

穂別地区で出土したクビナガリュウやアンモナイトの化石を展示しています。

子供達の興味を引き出せるよう、化石のクリーニング体験やレプリカ作りなども開催しております。


鵡川とシシャモ

ここむかわ町には、シシャモの登る川、鵡川が有ります。

河口は干潟(潮の引いた遠浅のところ)が大変発達していて、春と秋には、シギやチドリなど30種類を超える渡り鳥の中継地となるところです。

また、鵡川は、秋になると北海道名物の1つ、シシャモが群をつくってのぼることで知られ、そのスダレ干しは鵡川の風物詩になっております。

シシャモは漢字で『柳の葉の魚』と書きます。

伝説によりますと、大昔、天上の神様の国の庭園には、柳の木がたくさん植えられていましたが、その神聖な葉は、決して下界へ落ちることはありませんでした。

ところがある年の秋、この柳の葉が、何かのひょうしに下界のアイヌコタンに散ってしまいました。

驚いた神様は、その葉が、地上で朽ち果てるのをあわれみ、かわいい魚に姿を変えてしまいました。

これがシシャモだということです。

アイヌの人たちにとっては、この魚がのぼる、わずか3日~4日間で、1年分のたくわえをしたといいますから、本当に貴重な魚であったようで、頭を捨てただけで、長老にしかられたそうです。

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