札幌市資料館(旧高等裁判所)です。【札幌チャーターTAXI】
札幌市資料館(旧高等裁判所)です。【北海道TAXIトラベル(株)】
札幌市資料館(旧高等裁判所)
石造りの建物(札幌軟石)は、以前、高等裁判所だったところです。
現在は、北海道文学館・札幌オリンピック資料館になっています。
札幌の花・木・鳥
札幌市では人口50万人突破を記念して、昭和34年に、札幌を代表する花・木・鳥が定められました。
花がスズラン、木はライラック、鳥はカッコウです。
北国に初夏の訪れを伝えるスズラン、鈴に似た可愛らしい白い花をつけ、緑の葉かげにひっそりと咲く姿は、その甘い香りとともに多くのファンを持っています。
日本名で「君影荘」、英語では「リリー・オブ・ザ・バレー」谷間の姫百合と美しく、花言葉も「幸福が訪れる」「私は乙女の純潔を誇ります」など、可憐な花、清らかな花のイメージが強いようです。
有島武郎も「美しきもの皆もろし 鈴蘭のとく しおるるが 美しきかな」という歌をのこしています。
札幌の木・ライラックは、大通公園など市内におよそ8000本が植えられています。ライラックのことを、フランス語では「リラ」といいますが、歌人の吉井勇のよんだ
「家ごとに リラの花咲き 札幌の 人は楽しく 生きてあるらし」
の歌のとおり、札幌の街の何処にでも見かける身近なものです。
5月末から6月初旬にかけて、薄紫や白い小さな花が、かたまりを作って咲き、木というよりも、その花の姿のやさしさと、香りが人々に親しまれております。
「リラの花咲くころ」などの歌をはじめ、小説や詩にもしばしば登場しております。
カッコウのさえずりは、北海道の大自然にふさわしい、のびのびとした明るい歌声です。本州では高原でしか聞かれないそうですが、札幌では郊外の緑の間を飛び交う姿を見ることもあります。
むかしは、カッコウの鳴き声を聞いて、畑の種まきを始めたといわれ、初夏の訪れを告げる鳥です。